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STEP：1　ペット可物件の探し方

ペット可物件を探す方法としては、「雑誌」「インターネット」「不動産会社」などを利用するということで、一般の物件を探す場合と同じ方法になります。

その際、「ペット可(または相談)」と表記のある物件から検討するのはもちろんですが、現在飼っているペットの種類や数によって入居可能かどうかを確認することが必要となります。

※入居後、新しいペットを迎え入れる場合は、特に注意！
ペットとの入居が可能な物件の中でも様々な条件があり、小型犬1匹のみ可など多頭飼い不可であったり、大型犬や猫は不可であったりとさまざまです。物件を選ぶ際は、現在の状況だけでなく将来の状況も考え判断しましょう。

STEP：2　ペット可物件での迷惑トラブル

ペット可物件で多いトラブルは、吠え声・悪臭・糞尿・飛散する毛の4つです。

これは、「ペット可住宅の4大トラブル」と言われています。ペット可物件に入居した以上、他の入居者や近隣とトラブルを起こすことなく良好な近隣関係を保っていただくことが、ご入居の条件となります。

賃貸借契約書に具体的な記載がない場合でも、異常な吠え声など、近隣に迷惑をかけている場合は、契約義務違反として家主様から迷惑をかけないように求められることになります。

それでも借主が近隣への迷惑行為を止めない場合は、賃貸借契約を解除されることもあります。

賃貸借契約を解除されるだけなく、他の入居者から損害賠償の請求を受ける場合もありますので、4大トラブルには特に注意が必要です。

STEP：3　ペット不可の物件でのペット飼育

賃貸借契約書には、「ペットの飼育を禁止する」などと記載されていることが多く、このようなペット不可の物件で犬や猫などのペットを飼うことは用法違反となります。

当然、家主様からペットの飼育を止めるように求められることになるでしょう。
それでも借主がペットの飼育を止めない場合は、賃貸借契約を解除されることもあります。

ペット不可物件でペットを飼うことはトラブルの元ですので、ペットを飼うことはやめましょう。

やむを得ず一時的にペットを預かるなどであっても、大家様や管理会社へ事前に報告し、承認を得られたうえで預かりましょう。

STEP：4　ペットと一緒に引っ越しをする

物件も決まり、いよいよペットと一緒に引っ越し。引っ越しは人間にとって大きな行事ですが、ペットにとっても一大事！しっかり計画を立てましょう。

家具の運び出し中はペットをどうしておくのか、新居へのペットの運搬はどうするかなど、あらかじめ決めておきましょう。引っ越しは1日がかりの場合もありますので、ペットのご飯や排せつ処理の準備など、抜かりなく計画を立てましょう。

ペットの運搬の際は、キャリーケースやクレートの中で過ごすことになりますので、長距離の移動の場合は尚更ですが、外の環境や乗り物などに慣れていない場合は事前に練習しておいた方がいいでしょう。

引っ越しをする季節についても注意が必要です。夏場はキャリーケースやクレートの中が高温になりますので、お水や冷やしたタオルなどを入れ、熱中症には十分注意してください。環境の変化にストレスを感じやすい子は、引っ越し当日は、かかりつけの病院やペットホテルに預けることも検討してください。

STEP：5　引っ越し後のペットの状態

引っ越しが完了したら、ペットに異常がないか確認しましょう。新居になれず不安を感じるペットもいます。

愛用のクッションなど、ペットの匂いがついている物を置き、安心できる居場所を作ってあげると良いでしょう。

引っ越し直後に異常がなくても、数日後に異変が表れることもありますので、数日は特に注意して観察してあげてください。

鑑札等、市町村への登録の変更手続き

※犬を飼っていて、同市区町村外へ引っ越しする場合、狂犬病の登録の変更手続きが必要となります。保健所もしくは環境衛生課などで、お早めに登録変更の手続きをしましょう。